「このすばらしい日を神に感謝いたします
緑の妖精のような木々に
青い夢を見ている空に
すべて自然のもの
すべて永遠なるもの
すべての存在するものに
-e・e・カミングス-」
-『コア・トランスフォーメーション』
コニリー・アンドレス&タマラ・アンドレス著 春秋社 2004年 P206より-
この週末は【ネイチャー&リラクゼーションコース】に参加。
これは、自然の中でリラックスして自分を見つめるセッション。
日常を離れることによって心と体を開放し、自分と対話をすることによって、
様々な気づきを得ることができる楽しいワークが満載。
やはり、一番楽しかったのは【セルフツリー】。
半年前、本当に多くの気づきをくれて、
カウンセラーを志すきっかけをくれたのがこのワーク。
今年もやはり、一番頼もしくそこにたっていました(笑)
今年選んだのは、小さいけれど存在感のある1本の木。
僕の今一番気になるのキーワードは“重さ-質量”
確かに前回選んだ木は大きく存在感があり、とても頼もしく見える。
でも、大きいがゆえにプレッシャーを感じる人もいたり、
対人関係も増えて身動きが取れなくなってしまう危険性もある。
小さいがゆえに小回りが効き、目標達成に近づくことができる。
そして、自己を主張することと、周りとの調和を取るバランスが魅力的。
凛とした存在感-地に足が着いた安定感-を感じる木でした。
誰かが「芸術品みたい」って言ってくれたのには感激だった。
多分、僕の理想はそこにあるのかもしれない。
各セッションの間に“心の形”を絵にしてチームメイトとシェアをする
【アートセラピー】楽しい。
何気なく描いた絵が自分の心を反映していて、
それが移り変わってゆく過程がとても面白い。
二日目は雨のため、前回やった野外の【箱庭セッション】はお預け。
代わりに【イメージセッション】を行う。
これは、リラックスした状態で、自分の中の旅人をイメージする。
その旅人を表すグッズを選び、今旅している場所の絵を描くワーク。
僕は、三角形の中に地球儀があるグッズを選択。旅人なのに(笑)
実は『ユング 心の地図』はとても影響を受けた一冊で、
前のカウンセリング協会の卒業論文の参考にしたくらい。
目的地がピラミッドという設定が思い浮かんでいたので、
本当に何かを感じる体験でした。
最後は、隣の旅人に勇気付けるものを何か上げましょう!というワーク。
それぞれが、とても素晴らしい贈り物をして感動のうちにセッション終了!
確かに自分を癒す事も大事だけど、
癒されているから周囲にも気を配ることができる。
感激してもらえる贈り物をするためには、その人のことを
本当に思っていないと贈ることができないのだから。
自然と優しい仲間達と過ごすとても有意義な週末でした。