「相手なしに、PとCだけを使って、自分の頭の中で演じるゲームがラケットというわけです」
-『新しい交流分析の実際』 杉田峰康著 創元社 2000年 P87より-
最近はイライラした時や感情的になった時に、モバイルで一人カウンセリングをしている。
以前トレーニングで、感情的になった時にすぐ書き留める手帳を携帯し、
それを見直す習慣をつけると良いと教えて頂いたので、それをアレンジしてみる。
手帳と違い、ロックをかけれるので、本音や他人に覗かれたくないことも書けて面白い。
まず、思っていること(感情)を書く事で落ち着くことが出来るのは本当。
「あー、イライラする!」とか「なんだよあの態度は!」とか「頭悪すぎ!」ということは、
なかなか口に出せない、というか、口に出すのは社会人としてどうかというわけで^^;
で、「そうだね」や「なるほど」などと共感してから、
「状況をもう少し教えて?」という感じで書き進めていくと見えてくるものがあることが多い。
ただの八つ当たりだったり、嫉妬心や見栄などなど。
見直すことによって、自分の陥りがちな悪いパターンに気づくことができると思う。
“気づき”は修正や改善の第一歩。
自分を知るのに結構有用な習慣になるのかもしれないな。