「今どこに注目しているか、何を見ようとしているか、
という「姿勢」は、なんとなく直感的にも伝わってくるものである」
-『大学の話をしましょうか』 森博嗣著 中央公論新社 2005年 P133より-
金曜日は片山真弓さん主催の
第3回NLP実践道場場に参加させて頂きました。
『リフレーミング』ということで今の自分にピッタリの内容。
リフレーミングは「考えの膠着状態」から抜け出す手助けをする手法のこと。
出来事を変えるのではなく、ある状況を別の視点から見るように促すことです。
まずはリフレーミング大会ということで、参加者全員でリフレーミングをすることを繰り返す。普段、プラスのストローク(心理メッセージ)の訓練も兼ねて、相手にとってプラスの言葉を返すように取り組んでいたので、意味変更のリフレームは思っていたよりもよくできていたと思います。
個人的には、(頭の中で)まず感情に焦点を当てて、「束縛されるとイライラするのですね、それはお辛いですよね。。。」などと共感しながら、「それだけ愛されているのですね」といった感じでプラスにリフレームするなど少しアレンジを加えて楽しく取り組んでいたり。
状況変更のリフレームは少し微妙だったかな。。。
もしかしたら、前後の文脈がわからないため情報が少なすぎるように感じてしまい発想に制限がかかっていたのかもしれないですね。まあ、それなりプラスの状況を表す言葉も出せていたので、語彙も増えてきていることが実感できたことは収穫でした。
そして【6ステップリフレーミング】のレクチャー。
そして旧コード6ステップリフレーミングと新コード6ステップリフレーミングの違いについて学ぶ。
ここはカウンセリングに似ている感じがしました。
6ステップリフレーミングは、問題行動でも必ず何かしらの肯定的な意図があるということを前提として、無意識の力を借りることにより別の肯定的な代替行動を模索するというもの。
カウンセリングでも問題行動を起こすことに焦点を当てて分析しますが、“ある時期において”それをすることで何かしらのメリットがあったものが、その時期を過ぎても習慣だけが残ってしまったとか、それをすることで誰かの関心を引いたり、別の嫌なものから目を背けることができるなど、無意識的な間違った肯定感があることが多いです。それを表面化して気づいてもらい、行動の改善など統合を目指します。
新旧の違いは“無意識”の取り扱い方とのこと。
より無意識に重点を置いたものが新コードの特徴だとお聞きしました。
その分クライエントに対する観察力が求められるとおっしゃっていました。
参加者の意識も高く、活発な意見なども飛び交いとても良い雰囲気の学びの場でした。
リフレーミングの練習ができたのも良かったのですが、こういった意識の高い方々との会話の中で学べることも多い気がします。以前は雰囲気に呑まれてそこまで意識が回らなかったので、その点を考えると少しは成長しているのかな^^
交流会ではリラックスしながら楽しく意見交換ができて充実した時間を過ごすことができました。また、次回も参加させて頂きたいですね。