「人生を変えるにしてもその人にとってベストなタイミングというものがある
人はそれぞれベストな人生を送っていると信頼し感情的に揺れないことだ」
- 『コミック ユダヤ人大富豪の教え②』 本田健=原作 大和書房 P186より-
先々週の週末はNRにアシスタントとして初参加。
懸念していた天気も春のような陽気で逆に暑いくらいでした。
まだ桜も綺麗に咲いていて、気持ちのいい風景も楽しめましたし^^
途中で激しい雷雨に見舞われ、右往左往したのはご愛嬌。。。
セルフツリー~リラクゼーション~箱庭とメニューを終える毎に絵を描いて皆とシェアをするのですが、一連のストーリーができている参加者もいれば、その時の体験から大きな気づきを得て絵が劇的に変化する参加者もいて、各者各様で面白さを感じました。
丁度一年前、自分が選んだセルフツリーを選んだ参加者の方がいて、
当時の自分と重ねて見てしまい、コメントに熱が入ってしまいました^^;
森には階段を上がってから入るのですが、その木は入り口付近の切り立った崖のギリギリのところに立っていて場所はあまりよくないのですが、どんな風にもびくともしないくらい太い幹と四方に伸び伸びと伸ばした枝、そして一番目に付くのはその先に咲いている新芽の数々。
無骨な幹と目に鮮やかな緑のコントラストが印象的な木でした。
同じ木を見ていても、参加者と自分の感じ方が異なるところが多かったのも面白いところ。
自分はこの木から“表現すること”をの大切さに気づいたのですが、
その参加者はまた違った“何か”を得た様子でした。
今回改めて思ったのは、人にはそれぞれ自分のペースがあるということと、
それを尊重することの大切さ。
そして、頭ではわかっていても行動に移せていない自分がいたこと。
全体を通して参加者から感謝の声も頂けましたし、
提供者側として初めて見える多くの気付きがあり、とてもいい経験ができました。
個人的に印象に残ったのは、宿のおばさんと交わした桜の木の会話です。
自分のスペースを与えられて育った桜は早い時期に自分の綺麗な花を咲かせるけれど、
十分なスペースを与えられなかった桜は自分のスペースを求めて上へ上へと一生懸命、
幹を伸ばしていくそうです。
そうしてやっと自分の枝を自由に伸ばせるスペースを見つけたとき、
初めて花を咲かせるのだということでした。