「君の『殺気立つほどの熱意』は
新しいことを学ぶのにはかえって邪魔なんだよ」
-『コミック ユダヤ人大富豪の教え①』 本田健=原作 大和書房 P109より-
とあるご縁でお会いした方とお話をさせて頂いたのですが、
その中で“心”と“言葉や文字”についても色々とお伺いすることができました。
真ん中に“心”があり、心を受け止めるのが“愛”というのは聞いたことがあったのですが、
面白かったのは、“心”の上に文字を乗せる、つまり、“心”を下に置く文字は沢山あるということ。
「心を下に置くから“心変わり”しやすいんだよ」と冗談めかして仰っていましたが、
個人的にはなるほどと感心しながら聞いていました。
想、思、感、急、愚、怠、怒、恐、慰、忘、恵、慈、志、意、忠、慈。。。
確かに、必ずしも悪い意味で使うわけではありませんが、
“都合よく”変化させることができるというのはあるのかもしれません。
そして、気に入ったのでタイトルにも使った“三風五雨”という言葉も教えて頂きました。
人生を10日間とした場合、3日は風が吹いて、5日は雨が降る。
晴れる日というのは2日しかない、つまり、うまく行かないのは当たり前ということ。
でも、そういう心構えでいるならば、風の日は風の日なりの過ごし方、雨の日は雨の日なりの過ごし方を考えることができ、物事に前向きに取り組むことができるということでした。
恥ずかしがらずに自分の心に正直になることの大切さと、
それを認めてくれる誰かを見つけることの重要さ。
そして、自分も他人を認めることができるように取り組む姿勢を持ち続けること。
そんなことをお聞きすることができました。
自分の小ささを実感させられるのに、逆に元気を与えてくれる器の大きい方がいて、
そういう方々にどれだけ出会うことができるのかということも大切なのでしょうね。